2013年12月6日金曜日

ホールボディーカウンターの結果が来た

11月8日に受診したホールボディーカウンターの結果が郵送されてきた

結果は「検出されず」NDである。

福島県産のモモナシリンゴ、野菜を「食べて応援」している上に、

マスクもつけずに外を自転車で走り回っている。それにも関わらず、全然ヘイキという事である。

当然健康面はバッチリ。(問題があるのは仕事への意欲ぐらいだろう)

そもそも、南会津町の親戚から送られてくるコメを常食している我家に、

食品からの放射性物質摂取で心配など在る筈も無いのであった(笑)

「福島在住者に健康被害が出ないかなー」と期待して見ている人、残念でしたね(嘲笑)

あと、東京電力関係者が見てたら言いたいけど、「賠償についてはキチンとするように(真顔)

福島県は農業県で安全でウマイ食品を作って生計立てていた人が多いのだ。

俺みたいに農家でないリーマンでも一次産業の人達と関係は深い。

俺の勤務先も顧客が減って他所に同情されるような結構な損害を受けた。

福島の食い物のブランドイメージはメチャクチャになってしまった。

その分は間違いなく賠償しろよ東京電力。

あと、対応策を誤った国と監督官庁も東電に押し付けてないでキチント責任とるべきだ。

偉そうに東電を叱り付けてる大臣とかいるけど、呆れ果てる。

東電に責任押し付けるだけなら誰でもできるだろ。


国に幾ばくか責任があるのは明らかなのだから、
監督官庁の大臣と事務次官は福島に来てキッチリ謝ってゼニも直接出せよ。






2013年10月29日火曜日

@TAROU24764433 さんからの情報 Forves記事"Solving The Fukushima Radioactivity Problem”

標記の米forbes誌web版の記事について、

@TAROU24764433 さんから情報を頂きました。

@ryofcさんのまとめ http://togetter.com/li/582610 とあわせて御覧頂ければ幸いです。


togetterでまとめるべき所ですが、
原文を転写させていただきます



 知識の無い私には興味深い内容でした。結論は、福島の問題はもう収束しており、残るはコミュニケーションの問題のみ。汚染水など海へ捨ててしまえ。です。それを三つのポイントに分けて論じています。
 メルトダウンを起した燃料。すでに落ち着いており、爆発の危険性は無い。処理に時間が掛かる、が、時間の問題。放射能を発していて、防護服無しで近寄れば死んじゃうけど、そんなことしないよね?
 汚染水。健康被害などありえないので、海へ捨ててしまいましょう。福島から2年間で20trillionベクレルが流れ出た。
 しかし、すでに太平洋には自然界のものを中心に8,125,370,000trillionベクレルの放射能が存在する。そこへ20trillionベクレル流して問題であれば、みんなすでに死んでいるはず。
 マスコミが危機を煽る。例えば、タンクの付近で2,200ミリシーベルト検出!!と騒ぎ立てるが、それはタンクから5cmのところ。50cm離れると40ミリシーベルト。
 汚染水の海洋投棄が最も低コスト・簡単かつ安全な処理方法だが、ヒステリックになった人々を説得するのが最大の難題。といった論調です。素人の訳なので、間違い等あったらご指摘ください。

togetterの方がわかりやすそうだな...

2013年10月28日月曜日

Forves記事"Solving The Fukushima Radioactivity Problem”


下記リンクを教えてもらいました。


http://www.forbes.com/sites/timworstall/2013/09/04/solving-the-fukushima-radioactivity-problem-dump-it-all-into-the-ocean/

「イチエフから海洋へ放射性物質拡散量は、主要国の排出量より格段に小さい」という内容が書いてあるらしい。

リョウ(バナナ推進派)@ryoFC
 さん

にお願いして概要をニホンゴで説明して頂きました。

http://togetter.com/li/582610

(ありがとうございます)




2013年10月26日土曜日

奈良学園さんの活動メモ

http://www.naragakuen.ed.jp/news_topics/000524.html
SS研究チーム(放射線研究チーム)が福島高校と研究交流を続けています!奈良学園さま


福島の「今」…奈良の中高生ら調査

読売新聞記事



東日本大震災:風評被害など真剣に学ぶ 奈良学園中、福島の教員招き講演会 /奈良

毎日新聞 2013年10月02日 地方版

2013年10月25日金曜日

NHK 無人の町の”じじい部隊” ~福島・大熊町 駐在員6人の苦闘~

NHK 無人の町の”じじい部隊” ~福島・大熊町 駐在員6人の苦闘~

10月18日に放映されたものを生で視聴した。

簡単な紹介がNHKのサイトにある。


残念なことに、東北地方でしか放映されないようだ。

NHKオンデマンドで視聴可能になるのは何時頃だろう?

(10月25日現在は検索に引っかからない)



引き込まれれるように見た。

「苦闘」とタイトルにあるが、全編にむしろ上向きの高揚感を感じる。

「じじい部隊」にすっかり感情移入しながら見ていた。
正直メンバーに加えて欲しい。

じじい部隊で働かせてもらえるなら、今の仕事は辞めてもイイ。

(じじい部隊のメンバーは全員がスゴイキャリアの持ち主なので、俺のスキルではオコトワリされてしまうだろうが)

「町をとりもどしたい」

スローガンでもなく、詩でもない。
強い意志と情熱が伝わってくる。

録画してあるので、何度か見てみたい

全国放送も強く要望する。

2013年10月13日日曜日

重機を使用した汚染土除去と、汚染土埋設による除染は、絶大な効果がある -1年前の線量と比較


 写真整理していたら2012年10月4日の福島市内の公園の写真が出てきた。丁度1年前の写真だ。

 毎時0.72マイクロシーベルトである。


 震災直後は1マイクロシーベルト以上あったので、それに比べれば大分下がっている


 2012年春の段階で通学している小学校から外遊びは「1時間以内」という目安が示されたので、この線量でも、私はこの公園で子供達を遊ばせていた。


 そして、下の画像。同じ場所の2013年7月2日のものだ。


  毎時0.22マイクロシーベルトである。



  2012年12月から翌年3月までかけて、実際には大規模な除染工事が行われている。

  空間線量は自然減での減少は遅々としていたが、この時行われた重機を使用した除染は効果絶大だった。

 現実には、重機を使用した汚染された表土の除去と、除去した汚染土の埋設(下写真の穴は、埋設用の穴)が行われた。
 

30cm土をかぶせれば、放射線はほぼ遮蔽されて地上に影響を与えることができなくなるそうだ。

※2014年1月16日追記
砂利部分の下に除染廃棄物が埋まっているのに0.19


実は、この砂利の直上の方が値は低い。0.17


(福島市の除染に関する資料)

福島市除染マニュアル(第2版) 【PDFファイル:1.64MB】



福島市ふるさと除染実施計画<第2版> 【PDFファイル:1.32MB】




 「除染は効果が無い」と言う人を時々見かけるが、勉強不足と思う。


 確かに、同じ福島県内でも除染が上手くいっていない場所も中にはあるだろう。

 双葉町や大熊町といった原発に非常に近い地域の墓地とか役場など除染している場所では中々上記のような劇的な効果は難しいかもしれない。

 しかしながら、福島市の市街地においては、少なくとも上記のように絶大な効果がある。


 郡山市や伊達郡内の市街地部分でも同様の効果が出ている事は容易に想像できる。


 除染作業に関連して尽力頂いた皆様には心からお礼を申し上げたい。


 この調子で子供達の周囲の安全性が順調に高まっていくと良い。心からそう思う。



 ※2013年12月追加↓念のため自分で計測して見ました。おおむね妥当な数値だと思う。


0.23マイクロシーベルト/時



 ※2014年5月追記↓同じ機器で東京・渋谷で計測して見ました。
 (機器故障と言われたら困るので)


ハチ公前0.07マイクロシーベルト/時

モアイ像0.11マイクロシーベルト/時


2013年10月7日月曜日

「内部被ばく検査」 福島市から案内の通知が来た

 無料で受けられる。

 ありがたい事ではあるが、既に家内も子供達も受けていてNDだったので、今更感も少々漂う。

 まちがいなく俺もNDであろう。


 折角だから「汚染がヒドイ地域のイノシシ肉やキノコを食べまくってから受けてみたい」とも思った。

 しかし、残念ながら狩猟の免許もなく農家でもなく、その手のスキルもないので諦めるしかない。


 検査場所を3カ所から選べるが、県労働保健センターにしようと思う。ホームページを見るとFASTSCANが設置されているのがわかる。(他の2カ所も同型かな?)

 
 10月16日まではインターネット申し込みも可能


 原発事故から2年半以上が経った今のワタシは、まったく自分の内部被ばくに不安がないのだ。


 早めに検査をうけよう。忘れてしまいそうだ。

2013年9月20日金曜日

東京電力福島第一原発事故収束のため、トリチウムを含む処理済水の希釈海洋放出を断行せよ

 風評被害を恐れて東京電力福島第一原発からトリチウムを含む排水を放出する事に反対してきたが、今ここに至って、これ以上の反対は無意味と悟った。


 私は原発から海洋への排水すべてに反対してきた。それは風評被害拡大による消費者の買い控えを恐れての事だ。

 今福島の生産物を差別し、罵声を浴びせている連中は、至極わずかな数の一部の狂信者である。

 どんなに緻密に計測し、測定値を公開して安全を訴えても私達の生産物を彼らが口に入れる事は永遠にあり得ない。

 科学的に計測された福島県沿岸の海水中放射性物質濃度を幾ら示しても彼らを納得させることは永遠に不可能である。

 彼らは自らの身勝手な目的を達成するために私達の生産物を誹謗中傷するナラズモノであり、福島県民の敵である。

 そもそも彼らは、原発事故前に私達の顧客だったのだろうか?それさえも怪しい。

 彼らの出鱈目な主張に仰合してトリチウムを含んだ処理済水の放出に反対し続ければ、福島第一原発の収束作業を邪魔し工程を遅延させ、収束作業員の心身を危険に晒し、ひいては郷土の復興を遅らせる事になる。


 可及的速やかにALPSを再稼動し汚染水を処理するべきだ。汚染水の処理済水はトリチウムが含まれる。含まれているトリチウムは震災前から法令で決められている通りに、規定の濃度に希釈した後、海洋放出すべきだ。


 ALPS処理済み廃水だけではない、地下水についても安全が確定しているものについては海洋放出すべきだ。

 フランジ型タンクから漏れたストロンチウムの混入を恐れるならば、一度くみ上げた地下水を一旦タンクに集積して十分な計測を行い、放射性物質が安全な量であることを確認した上で海洋に放出すればよい。

 該当タンク群より内陸に位置する上流側に新たに井戸を掘削し、くみ上げた地下水を放出する手もある。

 これ以上福島第一原発の収束作業が、非科学的で無法な感情論で迷走してはならない。

 右往左往してきた東京電力の指導部、折角政権を奪還しながら無為に時を費やした自民党与党、東電に責任を押し付けて指導を怠った担当閣僚、保身に汲々としてきた官庁。いずれも猛省すべきだ。

 上記の当事者は腹を括り、汚染水問題を抜本的に解決する唯一無二の道「処理済水の海洋投棄」を断行せよ。


2013年9月11日水曜日

安倍首相の回答

安倍首相が五輪招致の席で汚染水について聞かれた際に返答した内容

全文を書き出してくださった方がいます

http://www.twitlonger.com/show/n_1rmbj6v

元ネタの動画はコレ

http://www.youtube.com/watch?v=4RMq-MsA5xQ&feature=youtu.be

ハッキリと「ブロックされている」と言い切っている。


(私見)

科学的にアレコレこの部分に難癖を付けようと思えばつけられるだろうが、
現実には湾内から外洋にでた魚介類を除けば致命的な数字はでていないではないか。

「ブロックされている」がウソとは言い切れないと思う。

ウソというのは
「汚染水ダダ漏れ」「健康被害多発」「ドンドン死ぬ(または死んでる)」「食べて応援の人が死亡」
↑こういうのだろう


参考:
iina_kobeさん

「汚染水の「影響」は完全にブロックされてるんじゃないの?」
https://twitter.com/iina_kobe/status/377583909179236352

「影響が完全にブロックされてないっていうんなら、その影響とやらを説明する義務があるわけだが。」
https://twitter.com/iina_kobe/status/377584227434258432






2013年9月8日日曜日

東京五輪

2020年の五輪開催地が東京に決まった。

 正直ホッとした。

 汚染水問題がらみで招致委のプレゼンが荒れているのを知り、危険を感じて自分なりに今後の自分を含めた福島県民の理論武装についてアレコレ考えていたのだが、杞憂に終わった。

 安倍首相かなり安全側に踏み込んだ発言をしている。内容は正直「ブチカマシ」と感じるレベルである。

 安全性の根拠となる数値データは大変良い物だが、「コントロール」はリスクを含んだ発言だ。

 自分としては想定外で驚いた。

 日本国の首相がここまで踏み込んだ発言をした以上、状況が次の段階に推移する事は間違いない。

 私自身も、新しい状況の中で方向を見失う事のないように、改めて状況を分析し直す必要を感じる。


2013年9月7日土曜日

風評被害

 東京五輪招致活動中に、外国人記者から日本の招致チームが質問攻めにあったという。

 質問の内容は東京電力第一原発の汚染水漏れに関する物ばかりだったという。

 東京五輪の魅力、意義、関係者の努力をどれだけアピールしても、質問の内容は汚染水に関する物ばかり。

 NHKのニュースで見たのだが、NHK的には、この状況が不本意で、かつ不当と感じている事が伝わってきた。、明言していた訳ではないけれども。

 私はそれを視聴して、何ともモヤモヤした、少々どす黒い感情を持った。

 懸命に努力して訴えかける招致チームを完全に無視され、科学的に根拠のない不安を煽り立てられる。まさにこの2年半の私たち福島県民(非避難残留組)の姿である。

 ナニを言っても無視され、危険だと決め付けられ、「何か隠している」と犯罪者のように追及される。

 まさに五輪招致日本招致チームの姿は私たちに見慣れた光景である。

 それを見る私には様々な感情がある。

 悔しいだろうと思う。私も悔しかった。

 怒りがあるだろうと思う。私の中にもずっと怒りがあった。

 「私たちはこんな風に扱われるような、どんな悪事をしたというのだろう。」そう彼らも思っているだろう。私達もそうだった。今でもそうだ。

 
 私自身は、東京五輪に賛成というわけでもない、反対というわけでもない。

 ただ、以上のような感想を持ったので、書いておく。

 「福島県民(逃げなかった人達)は、ずっとそういう目にあってきたよ。」



2013年8月30日金曜日

馬鹿な事はヤメロ

  米英仏がシリアを空爆する方向との事。トップニュース級である。「数日中」とも言う。

 馬鹿げている。

 イラクの時も、アフガンの時も、同じタイトルで書いた。その時はブログを持っていなかったので匿名掲示板に書いた。

 馬鹿な事はやめろ。

 私のブログなど何の力もないだろうが、書いておく。

 シリア攻撃など愚かな考えだ。馬鹿な事はやめろ。

2013年8月10日土曜日

東日本大震災 ふくしまこども寄付金




http://wwwcms.pref.fukushima.jp

(資料)Management of fear of radiation exposure in carers of outpatients treated with iodine-131

http://link.springer.com/article/10.1007/s12149-012-0603-6

Abstract
Objective
To characterise potential fear of radiation exposure in a normal population of individuals who have volunteered to care for a radioactive family member or friend after outpatient radioimmunotherapy (RIT) treatment for cancer, and obtain their knowing and willing acceptance of the risk.

Methods
Over 750 carers of 300 patients confined to their homes for 1 week following outpatient iodine-131 rituximab RIT of lymphoma were interviewed by a nuclear medicine physicist according to a multi-visit integrated protocol designed to minimise radiation exposure, define risk and gain informed consent.

Results
Median radiation exposure of carers was 0.49 mSv (range 0.01–3.7 mSv) which is below the Western Australian regulatory limit of 5 mSv for consenting adult carers of radioactive patients. After signing a declaration of consent, only 2 carers of 750 abrogated their responsibility and none of those who carried out their duties expressed residual concerns at the end of the exit interview with respect to their radiation exposure.

Conclusion
Fear of radiation exposure in a normal population may be characterised as a normal emotional response. In the special case of carers of radioactive patients, this fear may be successfully managed by rational, authoritative and empathic explanation to define the risk and gain willing acceptance within the context of domiciliary patient care.

 

2013年8月3日土曜日

麻生太郎 ありがとう

 麻生太郎副首相兼財務大臣兼金融担当大臣がマスメディアで注目されているようだ。

 麻生氏はタブー視されている事象を話題にして得意になる傾向があるようだが、俺は余りその点は好きになれない。

 麻生氏の失言騒ぎが発生すると、待ってましたとばかりに大声で騒ぎ立てる連中、知ったかぶりして、さも頭よさげに無内容な御託宣を述べる連中がいて、しかもそいつらは今回放射能騒ぎで「福島差別」「福島イジメ」「福島ネタで一稼ぎ」「福島ネタで濡れ手に粟」「福島ネタで屑本がバカ売れ」の連中とピッタリ重なるからだ。
 俺はそいつら大嫌いだ。

 麻生氏がクズ野郎に言質をとられないように自重する事を希望する。

 あまり「面白いことを喋ろう」と試みる事はやめて、つまらない木で鼻を括ったような発言だけしているようにして欲しい。

 少なくとも、被災地が現状の地獄から抜け出すまでは、くだらない揚げ足取りをされないように、自重して頂きたい。
 
 

 
 

 上記の愚痴めいた記述は本題ではない。

 
 
http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-718.html

 2011年3月、一番福島の人間が苦しんでいた時、麻生太郎は福島県相馬市に来てくれた。

 いつも書いている事だが、一番苦しい時に遠方から来て手を差し伸べてくれる人は本物の友人だ。

 麻生太郎が誤解されそうな際どい発言をしても、俺の麻生太郎に対する信頼は揺るがない。

 麻生太郎が官僚の原稿棒読みであっても、麻生太郎に対する信頼は揺るがない。

 一番苦しんでいる時に遠方から来て手を差し伸べてくれる人は本物の友人だ。

2013年7月24日水曜日

小高の娘ら


 「命拾いし」 小高の娘ら 晴れやかに 笑顔透く如く

2011年、福島市に浜通りの方が沢山避難して来られました。
私の母が接した避難者の中に、南相馬市小高町の少女達がいました。
「明るいのよ、すごく。挨拶も大声で元気一杯なのよ。」
「福島(市)の子は(小高の子に比べて)なんだか暗いのよ。」

奥会津の貧しい小作の娘だった母には、大震災も原発事故も、あまり影響していないように見える。

 小高の娘「拾いし命也」 晴れやかな笑み 我が胸を灼く

2013年7月22日月曜日

早野龍五先生とバンダジェフスキー氏

今日は7月22日。

参院選が終わり、静けさが戻っている。


今日最も衝撃を受けたのは、このツイートです。



https://twitter.com/hayano/status/358959378407227397

罵声を浴びせたり、陰口を言ったりしていても物事は良い方向には進まない。話し合い、歩み寄らなければ。




2013年7月18日木曜日

期日前投票に行って来ました

 期日前投票は当日開票所に行くよりも投票しやすい。

 どこが空いているか大体分かっているので、待ち時間はゼロ。

 3歳の息子と車で出かけて、往路5分、帰路5分。

 実質投票の時間が5分。

 立会いの方から風船を頂いて、息子も上機嫌でした。



 比例区は「自民党」と書かずに地元のセンパイ「佐藤まさひさ」( @SatoMasahisa )の氏名を記入投票した。

 政治家に転身する前は自衛官。イラク派遣で「ヒゲの隊長」として有名になった方です。

 この方は福島市生まれ・福島市育ちです。(水保地区?のご出身ですよね)

 福島県は参院選挙区の定数を減らされて1にされてしまいましたが、佐藤隊長が当選すれば福島県と被災地のために働いてくれる議員がプラス1という訳です。



 被災地はどこでも理想論ではどうにもならない難題課題が山積しています。

 口先だけの人はもう懲り懲り。

 実務を知ってて前向きに取り組んでくれる方に投票しました。

2013年7月17日水曜日

amazonでレビューを書き込みました

amazonサイトでレビューを新規に書き込みました。 

武田邦彦の本「子どもを放射能汚染から守りぬく方法」 レビューは「p2の日本地図が2011年6月という刊行時期を割り引いても衝撃的粗雑さ」というタイトルで書き込みました。

   http://www.amazon.co.jp/review/R2XATMRI529PMJ/ref=cm_cr_pr_viewpnt#R2XATMRI529PMJ
私の上記リンク先のレビューに賛同頂ける方は、 「このレビューは参考になりましたか?」というタイトルの質問に 「はい」をクリックして下さい。 福島の子供達をいわれのない差別偏見から守るため、 デマ本に相応の評価を下してください。

  7月18日 下記の文言を追加しました。
放射線について正しい知識を得たい場合は、

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こういった本がオススメです

2013年7月15日月曜日

参院選候補 鈴木寛(すずき・かん)氏、殴られ軽傷

参院選候補 鈴木寛氏、殴られ軽傷
鈴木氏が14日午後6時半ごろ、JR吉祥寺駅前で演説を終え聴衆と握手をしようとしたところ、40~50代とみられる女が「うるさい」と言って素手で顔面を殴った。そばにいた運動員も腹を蹴られた。
 日本は民主国家である。  どんな理由があれ、選挙に立候補した者が暴力によって選挙活動を妨害されるような事があってはならない。  演説を聴きたくないなら、近寄らなければ良いだろう。  わざわざ近寄って殴るとはどういう考えなのか。  私自身は福島県民であるから、東京選挙区の候補者についてアレコレ言う立場にない。  そもそも私自身、民主党という政党が好きではない。嫌いと言っても良い程度だ。  しかし、今回の暴力事件は絶対に許せない。  一部で、犯人の女は泥酔していたとの情報もあるが、そういう問題ではない。  立候補者に対する身体的暴力や、暴力をチラつかせた脅迫等には、絶対に反対である。

2013年7月11日木曜日

東京電力福島第一原子力発電所 事故当時の所長 吉田昌郎氏死去

東京電力福島第1原発事故の収束作業を現場で指揮した元所長で、東電執行役員の吉田昌郎(よしだ・まさお)氏が9日午前11時32分、食道がんのため都内の病院で死去した。58歳。大阪府出身。葬儀・告別式は未定。 
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2013070901001787

 吉田昌郎氏が2011年3月から同年12月までの在任期間、当該施設の事故対応と収束作業にベストを尽くされた事を疑わないし、その点衷心より感謝し、福島県民の一人として心より哀悼の意を表する。
 吉田氏の知識と経験は、現在継続中の収束作業とその後に連続的に続く廃炉作業に有効である事が容易に予想された。それを発揮する機会が永遠に失われた事には落胆を禁じ得ない。

 また、吉田氏は福島第一原発で発生した事故原因について御本人以外、地上の誰も知り得ぬ情報を他者に提供することなく、あるいは提供する手段のないまま、他界された可能性があるのではないかと、私は疑っている。

 2011年3月14日頃、東京電力が第一原発からの”撤退”を口にした、との報道があった。その点でひどく批判され、当時の首相も強く抗議したとの報道もあった。

 私自身は政治の経験も無いし原子炉設備について専門教育を受けたことはない。

 しかし、10年以上システムの管理に携わった事があり、複雑なシステムに予想外の障害がつきものであり仕事として管理の仕事に携わるものがどうあるべきか、それなりに学び経験を積んできたつもりだ。

 その経験を元に感じるのは、首相という異物が原発に入り込んでくるという異常さ、それから障害対応の現場指揮官が長時間にわたって域外からの支援者ではない人物と電話で会話するという異常さである。

 手順書にない障害に対応している最中に、現場指揮者が現地要人視察について1時間以上電話で喋っていたら、もう障害復旧に遅れは必至だと思う。どうして菅直人が「自分の訪問は収束作業を邪魔していない。」と言い張れるのか、私には理解できない。

 それともう一点、「フクシマ50」などと持ち上げられている現場収束作業に携わった方々の交代要員の問題も納得がいかない。心がけて原発事故の報道には目を通してきたが、現場作業員の疲労原因のミスが含まれていたのではないか、と疑っている。収束作業に必要な資材が適切に提供されていなかったのではないか、とも疑っている。

 人と物と情報を安全な地域と交代交流させれば、事故はもっと軽微な物となったのではないか、とも疑っている。

 それから、吉田所長が大阪人である、というの私は気がかりだ。大阪の男性2人と親しいが、彼らから私が学んだのは、「損切り」という概念である。彼らが逃げるべき、撤退すべき、という判断をしたなら、それを卑怯と言ってはいけないと私は考えている。彼らが撤退を口にする時は、通常「今撤退すれば、その次に勝機(商機?)がある。」という意味であるという事を、私は経験的に知っている。

 吉田氏がどの程度”第一原発からの撤退”に積極的であるか否かはわからない。しかし、私は2011年3月14日に、福島第一原発構内作業員の中から”戦力外”メンバーを他所、例えばJヴィレッジに移し、報告と連絡をさせていたならば、東電の資材部隊、ロジスティック部門はより適切な支援が可能だったのではないか、現場が必要としているものが何であるか良い提案ができたのではないか、適切な支援物資を運びこむ事ができたのではないか、緊急対応はもっとスムーズに進んだのではないか、と漠然と考えている。


 吉田氏の病状についても疑念がある、現場指揮官にも交代が必要だ。「吉田でないとダメ」では技術ではない。それは芸術である。他の同期の所長レベルの方が代替して業務を行えなければ技術の会社じゃない。どうして2人といない事故勃発時の現場責任者をむざむざ消耗させ、死なせてしまったのか。この点で東京電力株式会社の対応に疑念を抱かざるを得ない。

 吉田昌郎元所長の冥福を祈るとともに、福島第一原発の事故原因の科学的客観的徹底究明を強く希望する。


2013年7月7日日曜日

古本に印税は発生する?(答:印税は著者に支払われない)

古本を購入した時、著者には印税は入らないという。
複数ソースで確認することができた。

togetter(お願いします…古本は著者の貧困を加速させます。
http://togetter.com/li/338917

古本屋さんのサイト
http://www.y-books.net/inzei.html

yahoo知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1089991040

知らなかった。
非常に有用な知識を得ることができた。
酒(会津ほまれ)が美味い

2013年7月3日水曜日

柏崎刈羽再稼働の安全審査申請について

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130702/t10015742681000.html

 東京電力の広瀬直己社長は2日、東京都内で記者会見し、停止中の柏崎刈羽原子力発電所の6、 7号機について、原子力規制委員会に再稼働に向けた安全審査を申請すると正式に発表した。  8日の原発の新規制基準施行後、「速やかに申請を行う」(広瀬社長)という。

私は福島県人で、新潟の原発の再稼動については、立地地域新潟県民と、電気の消費地関東の人間が決めるべきだから、コメントする立場にないと思う。

 しかし、今回コメントせずにはいられない自分なりの考えもある。

 私自身、福島第一原発の事故原因について、東京電力という会社を非常に疑っているし、その後の姿勢を見て、この会社は今後、規模はどうだか知れないけれども、類似の事故を関東以外の地域で起こすだろう、と確信のような物を持っている。

 東京電力の役員は、何かにつけ電気安定供給と電気料金の高騰を防ぐべきである旨流暢に説明する。それはけして悪い事ではない。むしろ営利企業なのだから、それに邁進する義務があるだろう。

 しかし、目を転じて新潟県民、福島県民とは、彼らにとってナニだろう?。顧客ではない。
 「土地を借りてやっている」「金を払ってやっている」「雇ってやっている」下請けのような存在だろう。

 営利企業にとって、下請けを甘やかすのは怠惰であり癒着に近い。下請けはいじめてナンボである。2011年の原発事故の遠因は、顧客ではない福島県民の安全に対して「(下請けに)そこまで金をかける必要はない」というあえて安全対策を省略した東京電力の判断があったと私は確信している。

 東京電力の人達に悪気はない。真面目にやっている優秀な人達であろう。だが、上記の構造では、また必ず似た事故が起きるだろう。「新潟県民は顧客じゃない。」その意識が東京電力にあるのではないかと、俺は疑う。

 新潟県民は、絶対に柏崎刈羽の再稼動を認めてはならない。

 福島県民がいかに酷い目にあっているか、よく研究して、それをネタにしてもよい。

 特に、新潟県の責任ある権限のある方は、あらゆる手を使って再稼動を拒否するべきだ。

 2011年の福島第一原発の事故原因は、天災ではない。東京電力が「顧客ではない」福島県民の安全にコストをかけるのは無駄と考え、コストカットを行ったのが原因である。

 原子力規制委員会が規制のアミをかけても、東京電力にとっては福島県民と新潟県民の安全に金をかけることが、会社と顧客に損をさせることだ、という現実には何の変化もない。

 この構図が変わらぬ限り、東京電力は誰もわからない気付かれぬ見えない場所でコストカットを行い、それを原因とする類似の事故が間違いなく発生し、新潟県民の利益を損なうだろう。

 新潟県民は、絶対に柏崎刈羽の再稼動を認めてはならない。

 柏崎刈羽は全基廃炉にするか、全基を東北電力等他の電力会社に売却するべきだ。関東への送電は停止し、新潟で作った電気は新潟県民が使わなければならない。利益を得る物とリスクを負う者は同一でなければならない。

 それができないならば、東京電力が電気を購入する形にしなければならない。危険を感じたら送電を止められる体制でなければならない。関東の電力サービスの質を優先して、安全対策をコストカットする事のないようにしなければならない。

 上記の条件が満たされず、現状のままなら、
 東京電力にとっては福島県民と新潟県民の安全に金をかけることが、会社と顧客に損をさせることだ、という現実には変化がなければ、新潟県民は、絶対に柏崎刈羽の再稼動を認めてはならない。

2013年5月28日火曜日

今回発覚の「手抜き除染」 危険なのでは?

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/05/post_7263.html
除染作業員を不当解雇 福島市発注の住宅除染 福島労基署労基法違反容疑で調査

 紙面記事を読むと、土嚢の中に草木が「三分の二」の場合があった、とある。
(上記web版では書いていないが、紙の紙面の方には詳細に書いてある。)
正しい手順では、草木は別途焼却する事になっている。

 元請けが解雇した点に焦点があるが、私は実際の手抜き内容である「草木50%」の点に危機感を覚える。

 私見だが、草木は時間と共に体積が減っていく。減っていく過程で微生物が発生して爆発的にガスを発生する場合もある。土だけの場合と違い、フレコンバックの形を変えてしまう危険がある。

 フレコンバックは仮置き場に運ばれる。平積みであればよいが、2段に積み上げる場合が多くみられる。もし下の段になったフレコンバックが草木の減衰で体積が減り、形が変わってしまったらどうなるだろう?減り方が均一ならまだ良い。偏っていたら?
逆に発酵してガスが出た場合は?下の段のバックが膨れたら?上の段のバックはどうなる?

 2011年に福島県立美術館庭の除染で、埋められたフレコンバックの内容物である芝生が発酵してガスを発生させ、バックと遮水シートを剥がして地上にガスが噴出した事件があった。この時は業者が埋設をやり直したらしい。

 そのような前例があるのである。

 今回手抜き除染の内容をよく調査するべきだ。仮置き場で除染廃棄物が荷崩れし、作業員に死傷者が出たらどうするつもりなのか?仮置き場からバックが飛び出し、周辺家屋や道路通行人にけがをさせる危険はないのか?よく調査してほしい。

2013年5月20日月曜日

東京電力に返したい?

 放射性物質、ウチの庭とか屋根とか側溝とかに残っている。2年経って大分減っている。  「東電が出したんだから東電が受け取って原発の敷地内に埋めるべだ」と言う人が身の回り(リアルで)多い。

  ただ、私は違う考えだ。  私は東京電力に放射性物質を受け取って欲しい訳ではない。

 福島県内にばら撒かれた放射性物質の減衰は意外に早い、というのが私の感想だ。中間処理施設で時間をおけば、さらに安全なものになるだろう。

 さほど危険ではない、ということが分かれば、県外で受け入れる自治体も出てくるのだはないか。そもそも使用済み燃料棒等とは全然違う草木や土砂なのだから。 

 それよりも私は東京電力が福島県内で商行為、営業活動、発電等業務を続けている事に違和感を感じる。

  私は2011年3月の原発事故の主要な原因に、「東京電力にとっては福島県民は顧客じゃない」という点が大きいと考えている。茨城県民や栃木県民は東京電力の電気を使っている顧客だから、東京電力はどうしても大事にしなければならない。でも福島県民は場所を貸しているだけ。東京電力の意識としては「発電所を設置して雇ってやっている、納税してやっている。」という気持ちであろう。津波対策が省略されたのは、東京電力側に「そこまでやる必要はないだろう」という意識があったのではないか。私の推測ではあるが、一応世間でカネの事、客と店、といった関係を持ってきた人間として、そう考えている。

  だから、水力発電所も含めて、東京電力は福島県内の発電所もすべて権利を手放し、事務所も畳んで、関東の発電所だけで商売したら良い。福島県内で発電等業務を行おうとすれば、どうしても、顧客の利益のため、原価をケチりたくなるだろう。それが悪いとは言わない。給料を貰って仕事している以上、経費を節減し原価を下げて安価で高品質のサービスを顧客に提供しようと努力するのは職業人として当然のことだ。

  だからこそ、顧客でない福島県で東京電力が発電するのはやめるべきだ、と言いたい。

  原発の地元に住んでいるのは顧客である、という緊張感の中で仕事をするべきだ、と思う。

  水力発電も含めて、東京電力は福島県から撤退し、東北電力など他の電力会社がそれらの設備の運用を引き継ぐか、公的な機関が設備を競売して売却するか、そういった対応をしていくべきだと考える。 

 発電所は原子力でなくとも火力でも水力でもリスクがある。リスクを負うのは福島県人、受益者は関東の人。その矛盾を金銭のヤリトリで埋める、というやり方はやめるべきだ。利益を得る人間がリスクを負うべきだ。  

小学校の運動会

2011年 付属小学校の体育館を借りて開催 2012年 体育館で午前中の競技を行い、午後から校庭 2013年 震災前と同様、校庭で開催 3年ぶりの通常開催だった。 正直嬉しい。 校庭のモニタリングポストは0.18マイクロシーベルト/Hr

2013年5月13日月曜日

三内丸山遺跡(青森県) と津波

10年以上前に会社の研修旅行で訪問した
青森県の三内丸山遺跡
http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
「大型掘立柱建物跡」10m程度ある塔なのだけど、
コレ。津波の時の避難所なのではないのかな・・・
今回大震災の後、 低地に住むべきか否か議論が有るようだけど、
こういう塔を立てておけば安心して低地にも住めるのではないかな・・・

2013年4月24日水曜日

2011年3月に福島県内の自治体が行った安定ヨウ素剤配布について


(当面はメモ状態です)

資料1

[第19回原子力委員会資料第1-1号]
福島第一原子力発電所事故による
原子力災害被災自治体等調査結果(PDF)
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2012/siryo19/siryo1-1.pdf

19ページ

上記資料から、配布されたルートは複数ある事が分かる。まとまった数の服用者が居たと思われる経路はあっただろうか。



1)双葉町が川俣町の避難所で双葉町からの避難者の一部に配布した。服用確認あり。
川俣町に避難した住民の一部の方が服用。


2) 三春町が三春町内に避難した大熊町からの避難者に配布した。

※三春町が三春町内で配布した際に、三春町に避難した大熊町からの避難者にも配布された、という意味と思われる



3)富岡町が川内村の避難所で、富岡町民避難者で希望する者に配布した。服用確認なし。
住民の強い希望があったことから、希望者に配布
(川内村で、避難所毎に対応)

パンフレットと一緒に配布し、服用は住民の自己判断とした。
※P21に(100 人程度に配布)という具体的な数字がある。主語が無い。町長?



資料2


原子力規制委員会資料 http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/senmon/shidai/bousin/bousin2012_15/ksiryo2.pdf

双葉町 ヒアリング

P3
2)安定ヨウ素剤の配布と服用について
・避難の際に備蓄していた安定ヨウ素剤を持参した。また,県からも支給があった。
川俣町の避難所に落ち着いた 3/13~14 にかけて,40 歳以下の住民に指示ではなく「服用するように」と言い添えながら配布した。誰が服用したかは把握できていない。

資料1と資料2は服用者がゼロではなかった点で一致している

資料3

原子力規制委員会資料
http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/senmon/shidai/bousin/bousin2012_11/ssiryo2.pdf

<以下引用>
ご協力いただいた自治体:富岡町
ヒアリング協力者:元町職員(昨年まで生活環境課長として長く原子力行政に関与),
総務課長(当時生活環境課長),生活環境課課長補佐,係長
ヒアリング調査日:平成 23 年 12 月 2 日,12 月 20 日  
上記資料3のP3
・川内村への避難の際に,県から資機材として備蓄してあった安定ヨウ素剤を持って行った。避難所で避難者から安定ヨウ素剤について問い合わせがあり,1 号機の爆発の映像を見たことから,副作用があること,本来医師の判断が必要なことなどを説明し,説明書も添えて希望者に配布した。受け取った人のほとんどは避難所で服用していた。子供には半分にして与えていた。(川内村には備蓄はなかった。避難所で配布したので川内村の人に渡したとは思えないが正確なところは不明。三春町に避難した富岡町民から問い合わせがあったことから,三春町は県に安定ヨウ素剤を要求,配布した。)
※資料3には「受け取った人のほとんどは避難所で服用していた」という記述がある。資料1にはこの記述が無い。資料1には資料3には無い「(100 人程度に配布)」という具体的な数字がある。ある程度の人数服用していたのは間違いなさそう。








2013年4月22日月曜日

IFTTTのこと(正しい情報を提供している人の動向を即座に拡散)

https://ifttt.com/

このサービスをご存知でしょうか。
「自動化設定ツール」という聞きなれな呼び名で説明されています。
↓日本語の紹介記事
http://matome.naver.jp/odai/2133083245712164201

メールアドレス.さえあれば、誰でも無料で使用できます。
メニューは英語ですが、問題なく使用できると思います。

 このサービスは、お気に入りの情報発信者の「ブログ」や「ホームページ」の更新を常にチェックして、更新があると登録しておいた書式で「twitter」のつぶやきや「メール」をする、という複雑な作業を自動で行ってくれます。

 すごいですよね。こんな便利なものが無料だなんて!

 私はこのIFTTTを使用して「信夫山ネコのブログ」の更新情報を自動でtweetしています。「信夫山ネコ」さんは私が最も信頼している情報発信者の一人です。「信夫山ネコ」さんのブログをよく読むと、放射線に関する意見が私と非常に近い事がわかります。しかも住んでいる場所が丁度信夫山の反対側あたりで、直線距離で4キロも無い近隣のようです。

 「信夫山ネコのブログ」画面右下をよく見ると「最近の更新」というリンクがあります。
このリンクは「http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/?xml」とうファイルへのリンクになっています。実はこのファイルには、いつ、どのような記事を追加・更新したか、文字列で表記されており,
これを見ればどんな更新があったかページ自体を見なくとも判ってしまうのです。

 このリンクアドレスをIFTTTに登録し、私のtwitterアカウントを指定し、書式も指定しておけば、自動的に私のアカウントから「更新情報」がtweetされる訳です。これで、私も私のフォロワさんも、「信夫山ネコ」さんのブログの更新情報をtwitterを漫然とやっているだけで知ることができます!。

次の項目から、具体的な手順を書きたいと思います


2013年4月4日木曜日

モニタリングポスト

 私のtwitterアカウントの画像はリアルタイム線量計システム(「モニタリングポスト」は別にあります)。2012年6月に今の画像に変更したようだ。

 
 
(2013年にボカシがかかっていない右の写真に変更。状況が良くなってきたので。明るいイメージにしたくて)

 当ブログの背景画像と同じ場所です。福島市民の方は、私の生活圏を大まかにイメージできると思います。(ニセモノの人達にはワカラナイーw)

  正式には「リアルタイム線量測定システム」の計測機器部分です。原子力規制委員会の「放射線モニタリング情報」ページで測定結果を見る事ができます。

 リアルタイム線量測定システムについては、「モニタリングポストの周りだけ除染している」と言っている方がいるが、正直本当とは思えません。「わずかな、一部の話ではないか?」というのが本音です。

 そもそも、人体に外部から影響を与える力がある放射線として、ガンマ線がありますが、ガンマ線は直進する間に少しずつ減衰していき、最大100メートル届きます。リアルタイム線量測定システムの値を偽る目的で除染をするならば、周囲100メートルすべて除染しなければなりません。(この感覚は、実際に現地で除染作業をガイガー片手に間近で見たことのある人間だと判りやすいのですが・・・。)
  私の生活圏にあるリアルタイム線量測定システムは公園に設置してあるもの2ケと小学校、幼稚園各1つ、合計5つだが、すべて業者の手で施設の敷地内すべてが除染された後に設置されている。

 
私にとってリアルタイム線量測定システムとは、「業者が重機を使用して除染し、自治体が線量をチェックして検収しました。」という証拠品。リアルタイム線量測定システムが設置された公園は、自分の線量計で遊具を一通り計測してもほぼ0.3~0.4マイクロシーベルト/Hr程度の空間線量率だった。

  時々見かける、「モニタリングポストの周りだけ除染している。」という話は、2011年冬に初めて見たと思う。福島市ではなく、どこかもっと線量が高くて森林が間近に迫っている場所の話ではないだろうか。花壇や並木の植生は枝打ちするなど手入れすると放射性物質を取り除くことが出来るが、森林は難しい、との記事を読んだことがある。

 例えば、信夫山(福島市の市街地中心部にある山)の森林部分は高い。烏ガ崎の展望台は2マイクロシーベルトHr/時近くあったし、麓の山道も1マイクロシーベルト/Hr程度の数字が出る事がある。

  私の生活圏は福島市の市街地なので、公園はほぼ全て宅地事業所など建物に隣接している。それらの公園は一度除染されれば、値が戻ることは無く、除染後もわずかずつ下がり続ける。

  上記の「0.3~0.4マイクロシーベルト/Hr程度の空間線量率」の公園も2012年4月に計測した時の値で、この投稿を書いている2013年4月段階では、もっと数字は下がっている。

  設置施設全体が除染される前に設置されたリアルタイム線量測定システムは、JR福島駅西口と清水学習センター、小鳥の森入り口の3ケ所ぐらいしか思い当たるものが無い。

2013年3月31日日曜日

ishida5235さんへのツイートまとめ

 東京からの自主避難者は知りませんが、福島県からの自主避難者は一部を除いて、大部分が嘘デマを信じて恐れて避難している人達です。風評加害に手を貸しているのは一部の人達だと思います。

 3.11直後、私は本気で妻子を避難させようとしました。福島からの自主避難者は、私にとっては他人事ではありません。私も彼らと同じ事をしたかもしれません。

 何百万人に一人の確立、と言われれば、その一人が自分の子供であったら、と怯え恐れるのが人の親の感情というものです。私だってそうです。

 でも、私と妻は避難しない方を選びました。私達一家の場合は、避難した場合の方が健康リスクが高まる、と判断したためです。

 震災後しばらくして、自治体と地元マスコミから詳細な放射線に関する情報が提供されて、私の子供達が福島市で暮らすために晒される健康リスクは、私が喫煙した場合や、子供達が肥満になった場合のリスクに埋もれてしまうレベルである、とわかりました。

 私は福島県から自主避難者した人達を誹謗中傷するつもりはありません。でも、リスク無しの育児などこの世には無いです。何かのリスクを避けようとすれば、別のリスクをとらねばなりません。子供を育てるなら、賢く選択しなければ。

 だから、自主避難した人達にはもっと賢く対応して欲しいのです。その人達の感情はわかります、私も親ですから。でも感情と知性は別です。わずかなリスクを誇大に言い立てるふざけ半分の連中の言っている内容をよく吟味して欲しい。複数の情報源を比較して欲しい。

 もう2年も経って、多くの研究者が様々な手段で放射線由来の健康被害の危険について研究して発表しているので、twitterでデマを収集する手間よりカンタンに正しい情報を複数収集できます。自分でよく考えて正しい道を賢く選んで欲しいと思います。

マトメを作るよりカンタンなので、ブログに保存しました。

福島市の水道水、安全性を証明する新しいデータ


(前略)福島市は29日、水道水(蛇口水)に含まれるストロンチウム90の年別推移をまとめた。水1リットル当たりの量が最大だったのは核実験が繰り返されていた昭和54年の0・00925ベクレルで、昨年の0・0013ベクレルの約7倍だったことが分かった。(後略)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6783.html

(福島民報 2013年3月30日 「健康に影響なし安心して使用を 水道水からストロンチウム微量検出」より引用)

リンク先サイトには根拠とするグラフが掲載されている。

安全を証明する資料は日に日に増え続けている。喜ばしいことだ。
もうデマ風評は科学的に根拠を失っていると感じる。

除染・賠償・帰還に軸足を移し、進めていかなければ。


2013年3月30日土曜日

Bloggerでブログをスタートしました。
twitterの機能には以前から不足を感じていました。
twitterの補完としての役割から、是非メインの情報発信ツールとしていきたい。