2013年7月24日水曜日

小高の娘ら


 「命拾いし」 小高の娘ら 晴れやかに 笑顔透く如く

2011年、福島市に浜通りの方が沢山避難して来られました。
私の母が接した避難者の中に、南相馬市小高町の少女達がいました。
「明るいのよ、すごく。挨拶も大声で元気一杯なのよ。」
「福島(市)の子は(小高の子に比べて)なんだか暗いのよ。」

奥会津の貧しい小作の娘だった母には、大震災も原発事故も、あまり影響していないように見える。

 小高の娘「拾いし命也」 晴れやかな笑み 我が胸を灼く

2013年7月22日月曜日

早野龍五先生とバンダジェフスキー氏

今日は7月22日。

参院選が終わり、静けさが戻っている。


今日最も衝撃を受けたのは、このツイートです。



https://twitter.com/hayano/status/358959378407227397

罵声を浴びせたり、陰口を言ったりしていても物事は良い方向には進まない。話し合い、歩み寄らなければ。




2013年7月18日木曜日

期日前投票に行って来ました

 期日前投票は当日開票所に行くよりも投票しやすい。

 どこが空いているか大体分かっているので、待ち時間はゼロ。

 3歳の息子と車で出かけて、往路5分、帰路5分。

 実質投票の時間が5分。

 立会いの方から風船を頂いて、息子も上機嫌でした。



 比例区は「自民党」と書かずに地元のセンパイ「佐藤まさひさ」( @SatoMasahisa )の氏名を記入投票した。

 政治家に転身する前は自衛官。イラク派遣で「ヒゲの隊長」として有名になった方です。

 この方は福島市生まれ・福島市育ちです。(水保地区?のご出身ですよね)

 福島県は参院選挙区の定数を減らされて1にされてしまいましたが、佐藤隊長が当選すれば福島県と被災地のために働いてくれる議員がプラス1という訳です。



 被災地はどこでも理想論ではどうにもならない難題課題が山積しています。

 口先だけの人はもう懲り懲り。

 実務を知ってて前向きに取り組んでくれる方に投票しました。

2013年7月17日水曜日

amazonでレビューを書き込みました

amazonサイトでレビューを新規に書き込みました。 

武田邦彦の本「子どもを放射能汚染から守りぬく方法」 レビューは「p2の日本地図が2011年6月という刊行時期を割り引いても衝撃的粗雑さ」というタイトルで書き込みました。

   http://www.amazon.co.jp/review/R2XATMRI529PMJ/ref=cm_cr_pr_viewpnt#R2XATMRI529PMJ
私の上記リンク先のレビューに賛同頂ける方は、 「このレビューは参考になりましたか?」というタイトルの質問に 「はい」をクリックして下さい。 福島の子供達をいわれのない差別偏見から守るため、 デマ本に相応の評価を下してください。

  7月18日 下記の文言を追加しました。
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こういった本がオススメです

2013年7月15日月曜日

参院選候補 鈴木寛(すずき・かん)氏、殴られ軽傷

参院選候補 鈴木寛氏、殴られ軽傷
鈴木氏が14日午後6時半ごろ、JR吉祥寺駅前で演説を終え聴衆と握手をしようとしたところ、40~50代とみられる女が「うるさい」と言って素手で顔面を殴った。そばにいた運動員も腹を蹴られた。
 日本は民主国家である。  どんな理由があれ、選挙に立候補した者が暴力によって選挙活動を妨害されるような事があってはならない。  演説を聴きたくないなら、近寄らなければ良いだろう。  わざわざ近寄って殴るとはどういう考えなのか。  私自身は福島県民であるから、東京選挙区の候補者についてアレコレ言う立場にない。  そもそも私自身、民主党という政党が好きではない。嫌いと言っても良い程度だ。  しかし、今回の暴力事件は絶対に許せない。  一部で、犯人の女は泥酔していたとの情報もあるが、そういう問題ではない。  立候補者に対する身体的暴力や、暴力をチラつかせた脅迫等には、絶対に反対である。

2013年7月11日木曜日

東京電力福島第一原子力発電所 事故当時の所長 吉田昌郎氏死去

東京電力福島第1原発事故の収束作業を現場で指揮した元所長で、東電執行役員の吉田昌郎(よしだ・まさお)氏が9日午前11時32分、食道がんのため都内の病院で死去した。58歳。大阪府出身。葬儀・告別式は未定。 
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2013070901001787

 吉田昌郎氏が2011年3月から同年12月までの在任期間、当該施設の事故対応と収束作業にベストを尽くされた事を疑わないし、その点衷心より感謝し、福島県民の一人として心より哀悼の意を表する。
 吉田氏の知識と経験は、現在継続中の収束作業とその後に連続的に続く廃炉作業に有効である事が容易に予想された。それを発揮する機会が永遠に失われた事には落胆を禁じ得ない。

 また、吉田氏は福島第一原発で発生した事故原因について御本人以外、地上の誰も知り得ぬ情報を他者に提供することなく、あるいは提供する手段のないまま、他界された可能性があるのではないかと、私は疑っている。

 2011年3月14日頃、東京電力が第一原発からの”撤退”を口にした、との報道があった。その点でひどく批判され、当時の首相も強く抗議したとの報道もあった。

 私自身は政治の経験も無いし原子炉設備について専門教育を受けたことはない。

 しかし、10年以上システムの管理に携わった事があり、複雑なシステムに予想外の障害がつきものであり仕事として管理の仕事に携わるものがどうあるべきか、それなりに学び経験を積んできたつもりだ。

 その経験を元に感じるのは、首相という異物が原発に入り込んでくるという異常さ、それから障害対応の現場指揮官が長時間にわたって域外からの支援者ではない人物と電話で会話するという異常さである。

 手順書にない障害に対応している最中に、現場指揮者が現地要人視察について1時間以上電話で喋っていたら、もう障害復旧に遅れは必至だと思う。どうして菅直人が「自分の訪問は収束作業を邪魔していない。」と言い張れるのか、私には理解できない。

 それともう一点、「フクシマ50」などと持ち上げられている現場収束作業に携わった方々の交代要員の問題も納得がいかない。心がけて原発事故の報道には目を通してきたが、現場作業員の疲労原因のミスが含まれていたのではないか、と疑っている。収束作業に必要な資材が適切に提供されていなかったのではないか、とも疑っている。

 人と物と情報を安全な地域と交代交流させれば、事故はもっと軽微な物となったのではないか、とも疑っている。

 それから、吉田所長が大阪人である、というの私は気がかりだ。大阪の男性2人と親しいが、彼らから私が学んだのは、「損切り」という概念である。彼らが逃げるべき、撤退すべき、という判断をしたなら、それを卑怯と言ってはいけないと私は考えている。彼らが撤退を口にする時は、通常「今撤退すれば、その次に勝機(商機?)がある。」という意味であるという事を、私は経験的に知っている。

 吉田氏がどの程度”第一原発からの撤退”に積極的であるか否かはわからない。しかし、私は2011年3月14日に、福島第一原発構内作業員の中から”戦力外”メンバーを他所、例えばJヴィレッジに移し、報告と連絡をさせていたならば、東電の資材部隊、ロジスティック部門はより適切な支援が可能だったのではないか、現場が必要としているものが何であるか良い提案ができたのではないか、適切な支援物資を運びこむ事ができたのではないか、緊急対応はもっとスムーズに進んだのではないか、と漠然と考えている。


 吉田氏の病状についても疑念がある、現場指揮官にも交代が必要だ。「吉田でないとダメ」では技術ではない。それは芸術である。他の同期の所長レベルの方が代替して業務を行えなければ技術の会社じゃない。どうして2人といない事故勃発時の現場責任者をむざむざ消耗させ、死なせてしまったのか。この点で東京電力株式会社の対応に疑念を抱かざるを得ない。

 吉田昌郎元所長の冥福を祈るとともに、福島第一原発の事故原因の科学的客観的徹底究明を強く希望する。


2013年7月7日日曜日

古本に印税は発生する?(答:印税は著者に支払われない)

古本を購入した時、著者には印税は入らないという。
複数ソースで確認することができた。

togetter(お願いします…古本は著者の貧困を加速させます。
http://togetter.com/li/338917

古本屋さんのサイト
http://www.y-books.net/inzei.html

yahoo知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1089991040

知らなかった。
非常に有用な知識を得ることができた。
酒(会津ほまれ)が美味い

2013年7月3日水曜日

柏崎刈羽再稼働の安全審査申請について

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130702/t10015742681000.html

 東京電力の広瀬直己社長は2日、東京都内で記者会見し、停止中の柏崎刈羽原子力発電所の6、 7号機について、原子力規制委員会に再稼働に向けた安全審査を申請すると正式に発表した。  8日の原発の新規制基準施行後、「速やかに申請を行う」(広瀬社長)という。

私は福島県人で、新潟の原発の再稼動については、立地地域新潟県民と、電気の消費地関東の人間が決めるべきだから、コメントする立場にないと思う。

 しかし、今回コメントせずにはいられない自分なりの考えもある。

 私自身、福島第一原発の事故原因について、東京電力という会社を非常に疑っているし、その後の姿勢を見て、この会社は今後、規模はどうだか知れないけれども、類似の事故を関東以外の地域で起こすだろう、と確信のような物を持っている。

 東京電力の役員は、何かにつけ電気安定供給と電気料金の高騰を防ぐべきである旨流暢に説明する。それはけして悪い事ではない。むしろ営利企業なのだから、それに邁進する義務があるだろう。

 しかし、目を転じて新潟県民、福島県民とは、彼らにとってナニだろう?。顧客ではない。
 「土地を借りてやっている」「金を払ってやっている」「雇ってやっている」下請けのような存在だろう。

 営利企業にとって、下請けを甘やかすのは怠惰であり癒着に近い。下請けはいじめてナンボである。2011年の原発事故の遠因は、顧客ではない福島県民の安全に対して「(下請けに)そこまで金をかける必要はない」というあえて安全対策を省略した東京電力の判断があったと私は確信している。

 東京電力の人達に悪気はない。真面目にやっている優秀な人達であろう。だが、上記の構造では、また必ず似た事故が起きるだろう。「新潟県民は顧客じゃない。」その意識が東京電力にあるのではないかと、俺は疑う。

 新潟県民は、絶対に柏崎刈羽の再稼動を認めてはならない。

 福島県民がいかに酷い目にあっているか、よく研究して、それをネタにしてもよい。

 特に、新潟県の責任ある権限のある方は、あらゆる手を使って再稼動を拒否するべきだ。

 2011年の福島第一原発の事故原因は、天災ではない。東京電力が「顧客ではない」福島県民の安全にコストをかけるのは無駄と考え、コストカットを行ったのが原因である。

 原子力規制委員会が規制のアミをかけても、東京電力にとっては福島県民と新潟県民の安全に金をかけることが、会社と顧客に損をさせることだ、という現実には何の変化もない。

 この構図が変わらぬ限り、東京電力は誰もわからない気付かれぬ見えない場所でコストカットを行い、それを原因とする類似の事故が間違いなく発生し、新潟県民の利益を損なうだろう。

 新潟県民は、絶対に柏崎刈羽の再稼動を認めてはならない。

 柏崎刈羽は全基廃炉にするか、全基を東北電力等他の電力会社に売却するべきだ。関東への送電は停止し、新潟で作った電気は新潟県民が使わなければならない。利益を得る物とリスクを負う者は同一でなければならない。

 それができないならば、東京電力が電気を購入する形にしなければならない。危険を感じたら送電を止められる体制でなければならない。関東の電力サービスの質を優先して、安全対策をコストカットする事のないようにしなければならない。

 上記の条件が満たされず、現状のままなら、
 東京電力にとっては福島県民と新潟県民の安全に金をかけることが、会社と顧客に損をさせることだ、という現実には変化がなければ、新潟県民は、絶対に柏崎刈羽の再稼動を認めてはならない。